人が亡くなってから四十九日間を中有または中陰といいます。
特に四十九日目の満中陰には、中陰最後の法要を営み故人の往生を願うとされて、また
四十九の小餅は参会者や親族に配って打ち込まれた釘が抜けるともいわれます。
三段のもちは別名すね餅ともいわれ一番上が頭2番目と3番目が脛といわれ人間の形を表しております。引っ張り餅といい一番上の頭の部分を親族の皆様で1升枡の逆さにした底の部分に置いて引っ張ってちぎり、塩を付けて食べます。
慶弔で使われますが法要のお供えやお土産などによく使われます。ぼんやりとた
「おぼろげ」な淡い色が特徴の昔ながらのお饅頭です。
おぼろ饅頭は、小麦粉(薄力粉)を練って、それにこしあんを入れて、蒸して出来上がった饅頭の薄皮を、まだ熱いうちにはがして、焼印を押します。この饅頭は、法事の時に、法要後の「お守りこぼし」として来客にお持ち帰りいただきます。
仏様は香りを好むといわれ、線香の香り、お茶の香り、お花の香りになります。
その内のお花を祭壇にお祀りいたします。49日法要に限らず、葬儀後に弔問客が来られたと時に一番に目につくのがお花です。普段から気を付けて新鮮なお花を祀る様に心掛けましょう。トゲのあるお花はタブーですので薔薇などはトゲを取ってから花瓶に生けて下さい。
49日法要の御供物