釘打ちの儀

倉敷の葬儀社シオンホール倉敷の山田です。
本日は、釘打ちの儀式についてご説明させていただきます。

最近では、ほとんどやらなくなった儀式ではありますが、一昔前の土葬の時代の柩は
座棺に御遺体を治めておりました。当時は現在の様にドライアイスで遺体保護も出来ませんでしたので、当然腐敗が進行し伝染病の要因になる関係上釘を打って柩の蓋をして隔離する必要がありました。また人が担いで土葬する場所まで行きますので担ぎやすい様にする為に蓋が開くのを防いでいたそうです。

そして、時は流れて座棺から現代のような寝かせるタイプのお柩に変化しましたが釘打ちの儀は行われていました。

釘打ちの儀

 

柩の蓋がとれない様にとか死者に対してのケジメをつけるとかで続けられていました。
ところが、現在は下記の理由でほとんどやらなくなってしまいました。

・故人が永眠している顔の上でガンガンと打ってもらいたくない
・いつまでも釘を打つ音が脳裏から離れない
・ご遺族からやめてもらいたいという要望が増えた

 

 
これらの理由で、釘打ちの儀はやらなくなっていったみたいです。
私の経験で約20年前に、祖母の葬儀の時には釘打ちをしましたが、最後に葬儀社の担当の方が柩に打つ釘の音は今でも思い出すと、とても忍び難く感じ、良いとは思いません。

釘打ちの儀

シオンホール倉敷といたしましては、お客様にご説明しご了解を得た上で釘打ちの儀は行わない様にしています。そして昔からの習慣を重んじるお客様に対しても最近の傾向を説明をさせて頂き、ご理解を得ています。

釘打ちの儀