葬儀の用語

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棺とは、遺体を納める木製の箱です。現在の日本では、棺に納めないと火葬はできませんので、必ず、棺に納める必要があります。棺に納める儀式を、納棺と呼びます。

種類は様々で、布で表面に覆った布棺(ぬのかん)や、彫刻を施した彫刻棺(ちょうこくかん)などもあります。お考えによっては「どうせ火葬してしまうから」「火葬すれば同じ」と思われる方がいるのは当然だとも思います。
しかし、大切な故人様を最期のお別れの際にお寝かせ(御安置)する神聖な場所であるとのお考えのより葬儀プランの中に組み込んでない別注でご用意される方もおられます。
近年、ダンボール製の棺や、間伐材を用いた棺なども見られるようになっています。
「棺」と「柩」と2つの漢字がありますが、何も入っていない状態を「棺」で、ご遺体が納められた状態を「柩」と表記します。

火葬許可証

人が亡くなった時には、死亡を知った日から7日以内に火葬許可証を届けなければいけませんが実際には火葬をする当日に火葬場の管理事務所に提出します。
この書類がないと火葬をすることができません。
死亡届を役所に提出する際、「火葬許可申請書」という書類も同時に提出することになります。この火葬許可申請書と引き換えるかたちで、火葬許可証を受け取ります。
火葬許可証を提出して無事火葬が終わると、火葬の日程などが記入され「埋葬許可証」として返却されます。埋葬許可証は、遺骨をお墓に納める時に必要になります。埋葬許可証がないと納骨することはできません。

湯灌%e6%b9%af%e3%81%8b%e3%82%93

湯灌とは、遺体を洗浄し綺麗に保全する方法です。伝統的に近親者や近所の人たちで行われてきましたが、近年は、専門の湯灌業者が行うケースが増えています。
「逆さ水」と呼ばれ、桶や洗面器に水を入れて、その後にお湯を加えるという日常とは逆の方法で準備したぬるま湯で、遺体を拭きます。
湯灌業者による湯灌は、車に積み込める浴槽を運んできて、お風呂に入れるような儀式をとり行います。

逆さ水

逆さ水とは、葬儀における逆さ事のひとつです。
お風呂のお湯が熱すぎるとき、通常は水を入れて適温に冷ましますが、故人を湯灌する際においては、水に熱いお湯を入れて、温度を調節します。
遺体を清めるときに、適温のお湯を用意するときには、真水に熱いお湯を入れる方法をとるわけです。これを逆さ水と呼んでいます。
逆さごとには他にも、左前に着物の前を合わせる縦結び、北枕、逆さ屏風などが知られています。

七本塔婆

七本塔婆とは、初七日から四十九日(七七日忌)までの期間に行う、七回の法要ごとに合計七本の塔婆のことです。
そもそも仏教では、死後四十九日のあいだ、七日ごとに閻魔大王により生前の所業を裁かれ、 四十九日目に判決が言い渡されるといわれています。
この四十九日目の判決の日が「忌明け(満中陰)」とされており、この忌明け法要(満中陰法要)までは、故人の追善供養が最大限行われます。
七本塔婆の形は、一般的な板塔婆(卒塔婆・塔婆)を塔婆立に七本立てるタイプや扇状で一つになっているタイプなどがあります。お墓の後ろに立てるような長い板塔婆ではなく、40センチくらいの短めの塔婆を用いるほうが一般的です。
七本塔婆には、ご本尊の梵字や戒名が記入されます。右から左に、初七日、二七日、三七日・・・と立てられます。